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2024.03.26

■インビザライン矯正の流れを詳しく解説!

インビザライン矯正に関心を持っている人は、どのような流れで治療が進行していくのかも気になることでしょう。インビザラインにはデジタルシミュレーションやマウスピースの作成、アタッチメントの装着など、従来の矯正法にはない診療プロセスが多々あります。それだけに「本当にインビザラインで大丈夫かな?」と不安に感じている方も多いです。そこで今回は、インビザライン矯正の流れをさいたま市北区土呂町の歯医者「イクティス歯科クリニック」が詳しく解説をします。

▼インビザライン矯正の流れ

インビザライン矯正は、次のようなステップを踏みながら進行します。

STEP1:矯正相談・カウンセリング

インビザライン矯正もまずはカウンセリングから始まります。歯並び・噛み合わせに関する悩みというのは一人ひとりで大きく異なるため、カウンセリングでは患者さまがどのようなことで困っているのかをしっかりとヒアリングさせていただきます。

出っ歯が恥ずかしい、奥歯で食べ物が噛めない、歯と歯の間のすき間に食べ物が詰まりやすいなど、どんな些細なことでも構いませんので、今現在お困りの症状について詳しくお聞かせください。その上で治療法の選択肢や概要、費用などをお話させていただきます。インビザライン矯正に関する疑問や不安な点も遠慮なくお尋ねください。カウンセリングは、矯正における重要なスタート地点です。

STEP2:精密検査・資料採取

カウンセリングにてインビザラインによる矯正治療に興味を持たれた方には、精密検査を受けていただきます。患者さまの歯並びや歯茎、顎の骨の状態などを正確に把握するために、口腔内診査、口腔内写真撮影、レントゲン撮影、口腔内スキャンなどを実施します。そうひて集めた資料をもとに、担当の歯科医師が患者さまの歯並び・噛み合わせの問題を分析します。

◎インビザラインの口腔内スキャンについて

イクティス歯科クリニックでは、インビザライン専用の口腔内3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」を導入しております。小型のスキャナーをお口の中にかざすだけで歯並びの情報が得られる先進機器で、従来の不快な歯型取りが不要となります。そのデータを活用すれば、矯正のデジタルシミュレーションを行うことも可能なので、インビザラインを検討中の方には積極的に受けていただきたいです。

STEP3:治療計画の立案・説明

精密検査と分析の結果をもとにしてインビザライン矯正の治療計画を立てます。治療計画の内容は、上段でふれたデジタルシミュレーションも活用しながら説明するため、視覚的にも理解しやすくなっています。それでも治療方針や治療方法などに疑問が生じた場合は、気兼ねなくご質問ください。患者さまに心からご納得いただくまでは、インビザライン矯正もスタートいたしません。治療計画の説明を受けたからといって、その日に決断する必要もありませんので、ゆっくりと時間をかけて検討いただければと思います。

STEP4:矯正前の準備・治療

お口の中の検査で虫歯や歯周病が見つかった場合は、それらの治療を優先的に行います。さいたま市のイクティス歯科クリニックなら、一般歯科の治療にも対応しておりますので、他院を受診する必要はありません。万が一、矯正期間中に虫歯を発症した場合でも、院内でスムーズに治療が受けられます。

STEP5:マウスピースの作成・着脱の練習

インビザラインのマウスピースが完成したら、院内にて着脱の練習を行います。帰宅後は患者さまご自身で着脱を行っていただくことになりますので、院内での練習はしっかり行いましょう。マウスピースの着脱は比較的簡単に行えますが、浮き上がりが生じたり、不適切な取り扱いで破損したりすることもあるため、注意事項も併せて説明させていただきます。

◎マウスピースの取り扱いについて

インビザラインのマウスピースは、1日20~22時間装着していただきます。この時間を下回ると、歯に対して適切な矯正力が加わらず、治療が長引いてしまうこともありますので十分にご注意ください。新しいマウスピースへの交換も1~2週間に1度のペースで患者さまご自身に行っていただきます。

STEP6:治療の継続・通院

インビザラインのマウスピースは、治療の開始当初に最後のステージ分まで完成していますが、定期的な通院は必要です。一般的には1~2ヵ月くらいの頻度で通っていただき、経過を観察します。必要に応じて、アタッチメントを装着することもあります。矯正期間中でもインビザラインで困ったことや不安に感じたことがあれば、いつでもご相談ください。患者さまの心身のストレスが減少するよう、最大限配慮いたします。

STEP7:矯正効果の確認

作成したマウスピースをすべて使い切った段階で、矯正の効果を確認し、追加の処置が必要となるかを判断します。治療計画通りに歯が動いていれば、マウスピースによる動的治療は終了です。何らかの理由で歯が予定通りに動いていなかった場合は、追加のマウスピースを作成する「リファインメント」を実施します。その結果、矯正期間が少し延びることになりますが、理想の歯並びを手に入れるために最後まで頑張っていきましょう。

◎リファインメントが必要になる原因

リファインメントが必要となる主な原因としては、マウスピースの装着時間の不足が挙げられます。マウスピースの装着時間が不十分だと、歯が予定通りに動いていきません。また、マウスピースの交換頻度を誤ったり、マウスピースが浮き上がった状態で治療を進めたりすることでも、治療計画に狂いが生じます。その他、歯並びが悪くなる習癖がある、治療計画が誤っていた場合などでもリファインメントが必要となりやすいです。

STEP8:保定装置の作成・装着

歯を動かす動的治療が無事に完了したら、後戻りを防止するための処置へと移行します。専門的には保定(ほてい)と呼ばれる処置で、当然ですがインビザライン矯正でも必要となります。インビザラインにはビベラリテーナーという専用の保定装置が提供されていますが、ケースによっては通常のリテーナーを使うこともあります。

◎リテーナーの装着について

リテーナーの装着は、動的治療と同程度に継続する必要があります。例えば、インビザライン矯正で歯を動かすのに1年半かかった場合は、リテーナーも1年半装着することになります。そう聞くと「この苦労をまた1年半続けなければならないのか」と悲観的になってしまうかと思いますが、その点はご安心ください。リテーナーは歯を動かすのではなく、歯並びをその位置で固定するために装着するものなので、強い痛みや不快感は伴いません。装置も基本は就寝中のみ付けることになります。

STEP9:保定完了・矯正終了

保定処置が完了して、後戻りのリスクもなくなったら、いよいよインビザライン矯正も終了です。これからは何不自由なく食べる、しゃべる、笑うことができるようになります。その後も定期的にメンテナンスを受けることで、美しい歯並びを維持しやすくなることでしょう。

▼まとめ

今回は、マウスピース矯正インビザラインの流れをさいたま市北区土呂町の歯医者「イクティス歯科クリニック」が解説しました。患者さまの歯並び・噛み合わせの状態によっては、流れが少し変わったり、追加の処置が必要となったりしますので、個別の症例について詳しく知りたい方はお気軽に当院までご相談ください。さいたま市北区のイクティス歯科クリニックでは、矯正相談・カウンセリングを無料で承っております。

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