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2024.05.07

インビザラインの治療中って痛くないの?

皆さん、こんにちは。イクティス歯科クリニックです。今日は、多くの患者さんから寄せられるご質問、「インビザライン矯正中は痛くないの?」についてお話しします。矯正治療を検討されている患者さん、お子さんをお持ちの親御さん、そして矯正治療に関心をお持ちの全ての方へ、矯正治療の選択肢の一つであるインビザラインに焦点を当てて解説します。

インビザライン矯正とは

インビザライン矯正は、透明なマウスピース型の装置を用いた矯正治療法です。従来のワイヤー矯正と異なり、目立ちにくく、取り外しが可能な点が特徴です。この治療法が注目される理由の一つに、「痛みに対する患者さんの不安を軽減できる」という点があります。

▼インビザラインの痛みの少なさの秘密

1. 歯を動かす力が比較的弱い

インビザライン矯正は、歯をゆっくりと、かつ連続的に動かすことを目指しています。具体的には、1~2週間ごとにマウスピースを新しいものに交換し、徐々に歯を理想の位置に導きます。この力は比較的弱く、従来のワイヤー矯正に比べて、歯や歯茎への圧力が少ないため、患者さんが感じる痛みも少なくなります。

2. 装置が薄くて滑らか

インビザラインの装置は、ポリウレタン樹脂で作られており、薄くて滑らかです。このため、口腔内の粘膜を傷つけることが少なく、矯正治療中の不快感を軽減します。特に、装置が直接歯茎に触れることが少ないため、従来のワイヤー矯正に見られるような歯茎の炎症や痛みが起こりにくいというメリットがあります。

▼インビザラインに関する患者さんの声

実際にインビザライン矯正を体験された患者さんからは、「想像していたよりも痛くなかった」「日常生活において大きな支障がなかった」という声を多数いただいています。もちろん、個人差はありますが、多くの方が「痛みをほとんど感じなかった」と報告されています。

▼インビザライン矯正に伴う痛みの質や程度について

インビザライン矯正に関心のある方に向けて、治療に伴う痛みの質や程度について、より詳しくご説明します。

◎インビザライン矯正時の痛みの質

インビザライン矯正で使用される透明なマウスピースは、歯を理想の位置に動かすための微細な圧力を与えます。この圧力によって、患者さんは「引き締められるような」または「圧迫される」を感じることがあります。この痛みは、新しいマウスピースに交換した直後に最も顕著であり、数日以内に徐々に軽減されていくのが一般的です。

◎インビザラインに伴う痛みの程度

多くの患者さんが報告するインビザラインに伴う痛みの程度は、「軽度」から「中程度」です。具体的には、新しいマウスピースを装着した初日には、歯に違和感や軽い圧迫感を覚えるかもしれません。しかし、この痛みは通常、歯が新しい圧力に慣れるにつれて、すぐに軽減します。

◎どのような痛みに近いか

インビザライン矯正中の痛みは、「歯が動いている感覚」や「軽い頭痛」に例えられることがあります。また、一時的に「歯を噛みしめたときの圧迫感」に似ていると表現されることもあります。この痛みは、歯や顎が新しい配置に適応する過程で生じる自然な反応です。大切なのは、これらの痛みが一時的であること、そして多くの場合、日常生活に大きな影響を与えるものではないという点です。

▼インビザライン矯正に伴う痛みを軽減する方法

◎痛みの予備知識を持つ

矯正治療を始める前に、インビザライン矯正がどのように行われるのか、どのような痛みが予想されるのかを理解しておくことが重要です。知識を持つことで、痛みに対する不安を軽減し、心の準備をすることができます。痛みは、新しいマウスピースを装着した直後に最も感じられることが多く、数日で軽減していくことを覚えておきましょう。

◎痛みの軽減のための軽い運動

軽い運動は血行を良くし、痛みを和らげる効果があります。ストレッチや軽いウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かすことで、ストレス解消にも繋がり、痛みに対する感覚を和らげることができます。

◎鎮痛剤の利用

痛みが強い場合には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの鎮痛剤を使用することも一つの方法です。ただし、鎮痛剤を自己判断で乱用することはは避けてください。痛みが予想以上に強い場合には、治療を担当する歯科医師に相談することが最も重要です。

◎正しいマウスピースのケア

マウスピースを清潔に保つことも、痛みを軽減するためには重要です。不衛生なマウスピースは、口内炎を引き起こす原因となり、それが痛みに繋がることもあります。毎日、指示された方法でマウスピースを清掃し、口腔衛生を保つことを心掛けましょう。

◎矯正の痛みは適切な方法で軽減していきましょう

インビザライン矯正に伴う痛みは、適切なケアと準備によって軽減することが可能です。痛みに対する不安を感じることは自然なことですが、上記の方法を試すことで、より快適な矯正治療期間を過ごすことができます。何よりも、定期的なチェックと歯科医師との密接なコミュニケーションを維持することが、安心して治療を進める上で最も重要です。

▼極端に強い痛みの原因と対処法

インビザラインでは、治療中に極端に強い痛みを感じる場合があります。このような状況は、患者さんにとって不安や困惑を引き起こすものですが、その原因はさまざまであり、適切な対処法によって解決することができます。

◎強い痛みの原因

1. マウスピースの変形や破損

インビザラインのマウスピースは、特殊なプラスチック製で、適切に装着されれば通常は快適です。しかし、物理的な力によって変形したり、破損したりすることがあります。このような状況では、マウスピースが歯に正しくフィットせず、不自然な圧力をかけることによって、通常よりも強い痛みが生じることがあります。

2. 装着時間や交換頻度の不適切

インビザライン矯正の効果的な進行のためには、1日に推奨される装着時間(通常は20時間以上)を守り、指定されたスケジュールでマウスピースを交換することが必要です。これらの指示を守れていない場合、歯が予定通りに動かず、次のマウスピースを装着したときに予期せぬ強い圧力がかかり、結果的に強い痛みが発生することがあります。

3. 歯や歯茎に異常が生じている

矯正治療中は、口腔内を定期的にチェックし、歯や歯茎の健康状態を維持することが重要です。歯や歯茎に異常が生じている場合、例えば歯周病や虫歯など、これらが強い痛みの原因となることがあります。特に、矯正治療中は歯が移動するため、通常よりも炎症が起こりやすい状態になりがちです。

極端に強い痛みへの対処法

1.基本的な対応

マウスピースの確認: まずはマウスピースに変形や破損がないかを確認します。異常が見られる場合は、使用を中止し、速やかに歯科医師に相談してください。

装着時間と交換頻度の見直し: 自身のマウスピースの装着時間や交換頻度が指示に沿っているかを見直し、必要であれば修正しましょう。

口腔内の健康状態のチェック: 定期的に歯科医師による口腔内チェックを受け、歯や歯茎の異常がないかを確認してください。

2.歯科医師への相談

どのような状況であっても、強い痛みが生じた場合は、速やかに主治医に相談することが最も重要です。特に、上記の自己対処法で改善が見られない場合や、痛みが持続する場合には、迅速に医師の診察を受けるべきです。主治医は、痛みの原因を正確に診断し、適切な治療法や対処法を提案してくれます。

まとめ

インビザライン矯正は、その目立たない特性と共に、「痛みが少ない」という点でも、多くの患者さんに選ばれています。痛みに敏感な方や、日常生活に支障をきたしたくない方にとって、非常に魅力的な選択肢であることは間違いありません。

イクティス歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりのお悩みに合わせた最適な矯正治療法をご提案します。インビザライン矯正にご興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。皆さんの「笑顔のために」、私たちはここにいます。

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